【スタッフのつぶやき】エキストラバージンオリーブオイルとその他のオリーブオイル
オリーブオイルの売り場にいくとどのオリーブオイルを購入するべきか迷うことはありませんか?
一般的に販売されているオリーブオイルには「ピュアオリーブオイル(日本ではオリーブオイルと記載されていることも)」と「バージンオリーブオイル」があります。
「バージンオリーブオイル」とはオリーブの実を絞り、ほかの原料を使わず加熱や科学的な処理を行われていないものいい、その「バージンオリーブオイル」の中でも遊離酸度が0.8%以下で、風味に欠点のないものを「エキストラバージンオリーブオイル」と呼びます。
エキストラバージンオリーブオイルは風味が非常に豊かなことが特徴でドレッシングや料理の仕上げなど香りを生かしたい際におすすめです。
そしてエキストラバージンオリーブオイルと認められなかった一部のバージンオリーブオイルは、精製や欠点を取り除く処理が行われ、そこにバージオリーブオイルをブレンドして風味を足したものが「ピュアオリーブオイル」と呼ばれます。精製されることで香りが抑えられるため、オリーブオイル特有の風味が苦手でも比較的食べやすいのが特徴。酸化に強いため加熱料理にも向いています。
エキストラバージンオリーブオイルもピュアオリーブオイルも生食にも加熱料理にも使用できるオイルです。オリーブオイルは酸化に強いといわれますが、保存状態が悪いと酸化はすすみ風味は劣化します。酸化を防ぐためには、冷暗所で保存し、開封後は2ヶ月を目安に使い切るとよいでしょう。